トップ>葉酸サプリはどうして必要?> DHAとは
赤ちゃんの健やかな発育に欠かせないのがDHAです。お母さんの体に溜められたDHAがおなかの赤ちゃんに届けられるため、妊娠中は魚介類などDHAをたくさん含む食事をとることが大切です。
DHAとは?
ここがポイント!
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、α-リノレン酸やEPAと同じn-3系脂肪酸の1種です。
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、α-リノレン酸やEPAと同じn-3系脂肪酸の1種です。体の中でほとんど合成することができない必須脂肪酸であるため、食事から直接摂取する必要があります。DHAはもともと、水の中の生物である微細藻類などから作られ、食物連鎖によってより大きな魚に濃縮して蓄積していきます。
植物由来と魚由来のDHA
ここがポイント!
DHAは、もともと微細藻類などから作られたものです。
DHAといえば魚介類が連想されますが、もともとは微細藻類などから作られたものです。その藻類を動物プランクトンが食べ、それをイカや小型の魚が食べて、さらにそれを大型の魚が食べるという食物連鎖の過程により、より大きな魚にDHAが蓄積されていきます。
植物性のDHAとは供給源である微細藻類由来のものであり、魚介類などがエサとして体内に蓄えたものが魚由来のDHAとなります。つまり、植物性のDHAと魚由来のDHAは、もとは同じものなのです。
DHAのはたらき
ここがポイント!
脳や神経組織、網膜などに多く存在している脂肪酸で、生きていくために重要な栄養素です。
DHAは私たちの脳や神経組織、網膜などに多く存在している脂肪酸であり、年齢や性別に関わらず、私たちの体を作り、生きていくために重要な栄養素です。特に妊娠中は、赤ちゃんの発育のためにより多くのDHAが必要になります。
DHAを多く含む食べ物は?
ここがポイント!
DHAが多く含まれるのは、魚介類や海苔です。
DHAが多く含まれるのは、魚介類や海苔です。特に魚介類は、DHA以外にも多くの栄養素が含まれているため、妊婦さんの栄養バランスの良い食事には欠かすことができません。
DHAはどれくらい摂取すればいい?
国内ガイドラインによると、DHAを含む n -3 系脂肪酸の1日あたり摂取の目安は、妊娠中は1.6g、授乳婦は1.8gなっています※1。また、いくつかの海外のガイドラインでは、妊娠中はDHA200mgの摂取を推奨しています※2。
DHAを含むn -3 系脂肪酸の1日あたり摂取の目安※ 1
妊娠中 | 授乳婦 |
1.6g/日 | 1.8g/日 |
※ 1「日本人の食事摂取基準」策定検討会.: 日本人の食事摂取基準(2020年版), 127-151 (2020)
※ 2 Zhang Z, et al.: Nutrients 10(4), 416 (2018)、Koletzko B, et al.: Br J Nutr 98(5), 873-877(2007)、中国居民膳食营养素参考摄取量手册(Society, C.N., Chinese DRIs handbook ed. C.N. Society. 2013, Beijing: China Science Publishing and Media Ltd.)
食事からは、なかなか摂りづらい
ここがポイント!
妊娠初期はつわりで、においや味に敏感になってしまい、魚を避けてしまう方が多いといわれています。
DHAは、体内では合成することがほとんどできない必須脂肪酸のため食事から摂取する必要があります。ただ、毎日の食事の献立に困ったり、妊娠初期はつわりで、においや味に敏感になってしまい、魚を避けてしまう方が多いといわれています。また、胎児への水銀の影響を考慮し、妊娠中に摂取する魚介類の種類や量について注意が必要であり、気軽に取りづらいのが現状です。
「エレビット 植物性DHA」は、DHAの供給源である微細藻類を原料とし、水銀を含む海洋汚染の影響を回避した植物性DHAを配合しており、魚特有のにおいがない、飲みやすいソフトカプセルです。
※2023年2月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名
Last Updated : 2022/Apr/28 | L.JP.MKT.CH.06.2021.2579