トップ>葉酸サプリはどうして必要?>DHAとは> DHAを多く含む食品
DHAは、体内では合成できない必須脂肪酸であり、赤ちゃんの健やかな発育に欠かせない大事な栄養素です。DHAが多く含まれている食材やDHAの種類など紹介します。
DHAが多く含まれている食材リスト
DHAは主に、魚介類に多く含まれています。摂取量の目安として、国内ガイドラインでは妊娠中はDHAを含むn-3系脂肪酸を1日1.6g、授乳婦は1.8gとなっています※1。いくつかの海外のガイドラインでは、妊娠中1日にDHA200mgの摂取を推奨しています※2。DHAを含むn-3系脂肪酸が多く含まれる食品は以下のとおりです。
※ 1「日本人の食事摂取基準」策定検討会.: 日本人の食事摂取基準(2020年版), 127-151 (2020)
※ 2 Zhang Z, et al.: Nutrients 10(4), 416 (2018)、Koletzko B, et al.: Br J Nutr 98(5), 873-877(2007)、中国居民膳食营养素参考摄取量手册(Society, C.N., Chinese DRIs handbook ed. C.N. Society. 2013, Beijing: China Science Publishing and Media Ltd.)
※ 文部科学省: 日本食品標準成分表2020年版(八訂) 食品成分データベースよ り(https://fooddb.mext.go.jp/index.pl)
ただしDHAが多い魚介類ですが水銀量に
注意して摂取する必要があります
メチル水銀は、胎盤を通り抜けてしまうため、胎児の脳に到達します。高濃度のメチル水銀は胎児の神経系に作用し、発達障害や神経障害を引き起こす可能性があります。
妊娠中は、メチル水銀を多く含む食材には注意が必要です。魚介類では特に、マグロやクジラ、キンメダイなどの深海魚に多く含まれていますので、食べる量に注意しましょう。
注意が必要なお魚 | 1週間で食べられる刺身の量 |
キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ(インドマグロ)、ヨシキリザメ、イシイルカ、クロムツ |
刺身2人前(約160g) |
キンメダイ、ツチクジラ、メカジキ、クロマグロ(本マグロ)、メバチ(メバチマグロ)、エッチュウバイガイ、マッコウクジラ | 刺身1人前(約80g) |
コビレゴンドウ、バンドウイルカ | 水銀の含有量が多いため、避けたほうがよい |
植物由来と魚由来のDHA
植物由来と魚由来のDHAはどう異なるのでしょうか。そもそもDHAは、水中に住む小さな生き物の微細藻類などから作られています。食物連鎖により、魚はエサにしている藻類を摂取することでDHAを体内に蓄積させています。つまり植物由来のDHAとは、DHA供給源である微細藻類由来のものであり、魚油中に含まれるDHAのもとになるものです。
※1 本多大輔ほか : アグリバイオ 3(3), 20-23 (2019)
※2 齋藤洋昭 : 化学と生物 34(2), 107-113 (1996) より改変
「エレビット 植物性DHA」は、DHAの供給源である微細藻類を原料とし、水銀を含む海洋汚染の影響を回避した植物性DHAを配合しており、魚特有のにおいがない、飲みやすいソフトカプセルです。
※2024年1月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名
Last Updated : 2022/Apr/28 | L.JP.MKT.CH.06.2021.2580