出産後は一息つく間もなく赤ちゃんの育児に毎日奮闘している産後ママがほとんどではないでしょうか。産後のお悩み、息抜き方法、パートナーとの育児など、産後ママ113人にあれこれ聞いてみました。 ほとんどの産後ママが体調や睡眠不足、メンタル面の不安を感じており、時間が足りないため食事が疎かになっているなどのお悩みの回答が多くありました。 出産は、女性の身体に大きな変化と影響を与える重要なライフイベント。産後ママのリアルがわかるアンケート結果をご覧ください。
※エレビット会員 産後・授乳期ママを対象としたアンケート 2024年5月(N=113人)
Q. 産後困ったことは?
産後0~3か月のママ:
栄養バランスや体調、睡眠、母乳のこと、子育て、メンタルなど、初めての出産を経たママもいらっしゃるのでお悩みの幅も広く見受けられました。
赤ちゃんの訴えていることがイマイチ分からず翻弄される。
頼れる母乳外来がなく、おっぱいメンテナンスや乳腺炎の時にマッサージをお願いできる先が近所になかった。里帰り先の実家付近にはそれがあり有り難かった。
母乳育児による脱水。
腰が痛い 睡眠不足 若干の産後うつ。
産後7~12か月ママ:
産後すぐから6ヶ月経過しても睡眠不足が続いていると回答。
産後すぐは身体がボロボロなのに朝晩関係なく育児があるため睡眠不足に、産後6ヶ月頃からは夜泣きで睡眠不足が続いていること。
産後13か月以上のママの中には、
産前と比べて育児に時間がとられてしまい、想像以上に家事ができない、自分の息抜きの時間が確保できなかったこと。
と、産後1年を経過していても時間の余裕がないもどかしさが汲み取れます。
Q. 産後初めて知ったことは?
育児の大変さ、授乳のことについての回答が多くみられました。
初めての育児で知らなかったことだらけ。
育児がこんなに大変なんだということ。
おっぱいをたくさん吸ってもらわないと母乳が増えていかないこと。自然にたくさん出るものだと思っていたので、母乳育児に乗り遅れてしまった。
誰でも母乳が出ると思っていたが、そうではなかったこと。
母乳が自然に十分な量でるわけではないこと。
それに次いでママ自身の体調面です。
体のボロボロ具合が想像以上だった。
悪露が1か月くらい続くことを知らなかったのでナプキンを頻繁に購入しなければならないことを知りませんでした。
産後1ヶ月出血すること。
なかには、出産時の想定外な出来事も。
産後というよりお産時ですが、緊急帝王切開になりました。全く予想していなかったので、妊娠期からお産時に起こりうることとして知っておきたかった。
出産を経験することで、子どもを産んで育てることの大変さを痛感したママや、育児を乗り切るためにもっと産後ケアに注目する必要があると考えるママもいました。
産後ケアの重要性。周囲の社会的資源で、どう育児を乗り切るのかの情報をもっている必要があった。
産後ケア事業があること。
またとても印象深かったのが、
育児がこんなに孤独で辛いということです。
出産後の体は妊娠前の状態に戻ろうとするため産後ママは心身ともに不安定です。できるだけ安静第一に過ごさなければならない時期ですが、慣れない育児や夜間の授乳での睡眠不足、食事も十分にとれていないことがあります。頑張っている産後ママが安心して育児に向き合えるように、母体の心身の回復と育児をサポートする産後ケアは現代において非常に重要です。
Q. 産後の息抜き方法は?
忙しく時間に追われる産後ママですが、そのような中でもどうやって息抜きしているのか質問してみました。美味しいものを食べる、お菓子やアイスなどスイーツ系をいただくことがダントツの回答結果でした。
夜間の授乳が終わった後に紅茶(ノンカフェイン)を飲んだり少しお菓子を食べる。
ノンアルビール。
子供が寝た隙に自分の好きな食べ物を食べること。
その次に多かったのが、外出やショッピング。なかでも一人で出かけるという回答が目立ちました。
買い物に一人で行く。
あてもなく外出。
散歩、買い物、子供を預けてゆっくり湯船に浸かるなど。
ただ、一人でお出かけしたい気持ちはあるものの、
でも子供が気になってしまってなかなかのんびり出来ない。
という子育てママの切実さも。
他には人と会ってリフレッシュ、SNSやエンタメで癒される、ひたすら眠る、マッサージやサロンで癒されるというママたちの回答がありました。
友だちと連絡をとる、会う。
友人を家に呼ぶ。
実母に話を聞いてもらう。
YouTubeのASMR(特に耳かき動画)。
子供が寝ている間にYouTubeをみる。
ドラマを観る、音楽を聴く!
SNSへの写真・動画投稿。息抜きで訪れたカフェ・レストランの料理の写真を主にアップしている。
寝ること。横になるだけでも違う。
時々旦那に預けてマッサージに行く。
土日にマツエクにいく。
なかなか思うようには自分一人の時間がとれない産後ママですが、自分だけの時間の愉しみかたも回答してくれました。
ひたすら目をつぶって瞑想。
スキンケアを丁寧に行って自分を労わること。
趣味の編み物。
お菓子作り。
邪魔されない料理作り。
子どもの服などを作ること。
また赤ちゃんと一緒に過ごすことが癒しになるという回答もありました。どれだけ産後の大変さがあっても、ママにとって赤ちゃんはかけがえのない存在だという思いが伝わってきます。
赤ちゃんとのんびりゴロゴロ過ごす。
一緒にお昼寝。
Q. 産後に男性パートナーにしてもらって嬉しかったことは?
時間に追われ多忙極まりない産後ママたちがなによりも嬉しいことは、パートナーからの共感や労い、感謝の心。回答中で一番多かったものです。
優しい言葉をかけてもらう。
いつもありがとうと感謝してくれること。
わたしがナイーブになったときに寄り添ってくれた。
とにかく話を聞いてもらう。
子どもの成長を同じ熱量で一緒に喜んでもらう。
とにかく体を休められるように率先して動いてくれたこと。
できてないところをやってくれた。
言われる前に動いてくれる。
時々甘いものを買ってきてくれたり、料理を作ってくれたこと。
産後万全ではない体調で、家事をこなし睡眠不足の中でおっぱいもあげなきゃと時間に追われる産後ママたちにとって、サポートをしてくれるパートナーや家族の存在は大きな安心感に繋がります。
また言葉だけではなく、それを行動に移してくれることでママたちの時間にもわずかながら余裕が作られ、十分な睡眠や息抜きの時間が取れるといった感謝の気持ちが見えてきます。
Q. 産後に男性パートナーにしてほしかったことは?
最後は産後のママが男性パートナーにしてほしかったことを伺いました。前パートの設問に対する回答ではパートナーからの共感や労い、感謝の気持ちが嬉しいといったコメントが多くあり、気遣いや優しさを具体的に言葉や行動で伝えてもらうことで、不安定になりがちな産後ママの心の支えになっているようです。
とにかく優しく気遣ってもらいたいし、はっきりと言葉にして感謝やねぎらいを伝えてほしい。周りはみんな赤ちゃん赤ちゃんになっているので、こちらのことを気にかけてくれていると分かるだけで産後のメンタルは大分違ったと思う。
睡眠不足の理解。
さらに、子育てに対してももっと積極的に動いてほしい、少しでも一人になれる時間を作ってほしいという切実な回答も。
子どもを連れて出かけてほしい。一人でゆっくり家で過ごす時間がほしい。
私は目の前の育児で精一杯なので、子供の行事関係(お宮参り)など検討しなければならないことを積極的に調べて欲しかった。
丸一日家事と育児を変わってくれる日が欲しかった。
自分のことは自分でやる。貴方は子供じゃないのよ。
分担できるはずの家事に関しても、お風呂掃除や洗濯、ごみ捨てなど、ママでなくてもできることは男性パートナーには率先して動いてほしいという回答が多くみられます。
育児面では夜泣きの対応から沐浴、オムツ交換、また男性の育休についてなど、男性パートナーの中にはどこか他人任せで、きちんと子育てに向き合えていない一部の人たちもいることも浮き彫りに。
夜泣きの対応。
夜間の授乳(ミルクを作ってあげてゲップを出すところまでしてほしかった)。
スマホをいじらず子供と5分以上あそぶ。
オムツ交換と沐浴です。断固拒否されました。
育休を取ってくれたが、ほとんどを自分の時間に当てて、家にいなかったので、家で一緒にみてほしかった。
ただ意外にも多かったのが「特になし」という回答です。産後ママにちゃんと寄り添ってくれる男性パートナーの存在は、これから育児を迎える新人ママたちの励ましにもなります。
希望したことはほとんどしてくれています。
なんでもやってくれたので、特になし。
結構してくれている方なので、特に今はない。
十分なので特にありません。
また、産後ケアの認知度についての回答がありました。
夜間や一人でお世話をしていると不安になるので、できるだけ一緒に育児をしたい。ただ、パートナー一人でどうにかできるものではないと思うので、社会的な理解を得たい。男性の育児休暇の長期取得、男性の時短勤務。産後ケア施設の充実化。できるだけ育児に係る人数を増やしてほしい。質問の意図とは異なると思うが、このお願いができるだけ多くの人に届いてほしい。
核家族化が進み身内や身近な人からの援助を得にくい産後ママが増えている現状に、政府は2024年度から産後ケア事業の拡充を発表しました。補助額の上限の撤廃や産後うつなどでサポートが必要な母親を受け入れた施設への支援が推進されています。また男性の育休制度も年々一般化し、企業によっては積極的に男性の育休取得を進めており、徐々に男性の育休習得率も伸びてきています。
しかし産後ケア事業の拡充や男性の育休制度も、現実ではまだまだ広く利用されているとは言いがたく、制度はあっても周囲の理解や取得しやすい環境ではないかもしれません。
こういった社会の取り組みによって子育ての悩みが改善され、産後ママと赤ちゃんが健やかな生活を送れる環境が整っていくことが期待されます。
ママの元気と赤ちゃんの健康に
赤ちゃんの子育てに集中してしまいがちの産後ママへ、まず一番に自分のことを大切に。
産後ママには自分自身が元気でいることをまず大切にしてほしいです。
授乳期の産後ママは母乳を通じて赤ちゃんに栄養を与えています。しかし栄養はきちんとバランスよく摂りましょうと言われても時間も体力も足りないのが現代の産後ママの現実です。
そんなときには食事から栄養を摂ることだけでなくサプリを活用することをお勧めします。「エレビット 産後ケア」は、忙しい産後のママが自身の健康と赤ちゃんの健やかな発育に欠かせない大切な栄養を手軽に安心して摂れるように開発された、産後・授乳期用のマルチビタミンサプリメントです。ママと赤ちゃんに大切な14種の栄養素を、厚生労働省の推奨量を満たせるように設計。1日3粒を食事に加えてお飲みいただくことで、産後・授乳期に望ましい毎日の栄養を補填し、ママが赤ちゃんに母乳を通じて栄養をしっかりと与え、心身ともに健康でいられるようにサポートします。
大変すぎる!産後のママのリアル
産後のママは、体の変化が大きく起こるのと同時に、慣れない育児が始まります。母子手帳にも「母乳の出をよくするには、お母さんが十分な栄養と休息をとることも大切です」との記載がありますが、産後のママが調理や食事の時間をしっかりと確保するのは、なかなか難しいという現実もあるでしょう。
先輩ママに出産後の生活を聞いたアンケートでも、約8割が「想像していたよりも大変だった」と答えています。
DHAは脳や神経組織、目の網膜に特に多く含まれ「人生最初の1000日」の間、赤ちゃんの発達に関わる大切な栄養素のひとつです。母乳中のDHA濃度は、ママの摂取量が大きく影響するため、食事からしっかり摂取することが必要です。
「エレビット® 植物性DHA」は、植物性なので魚特有のにおいがなく飲みやすいソフトカプセル。DHA量は、国際基準に準拠した200mg/日を配合(1日2粒)。
ママの健やかな毎日と赤ちゃんの発育のために、「エレビット® 産後ケア」と併せて「エレビット® 植物性DHA」の摂取をおすすめします。
Last Updated : 2024/Oct/03 | CH-20240930-13