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つわり時の葉酸サプリ―妊娠初期に飲む重要性と選び方のポイントも紹介

妊娠初期につわりがある場合、葉酸サプリを飲むことによってつわり症状が軽減する効果はあるのかどうか、疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
葉酸サプリを飲むとつわりを抑えられる?
結論からいうと、葉酸の摂取とつわりには関わりがなく、葉酸がつわりを抑えるという科学的な根拠はありません。
つわりがある時期も葉酸を摂ったほうが良い?
つわりは、個人差はあるものの一般的に妊娠6週ごろから始まり、妊娠12週ごろに落ち着くことが多いといわれています。
妊娠初期は胎児の体の器官が作られる大切な時期です。葉酸の摂取とつわりの症状に科学的な根拠はないものの、胎児の健やかな発育のために葉酸は積極的に摂取することが勧められています。
つわりがある妊娠初期に葉酸を摂ったほうが良い理由は、「葉酸の持つ働き」が関係しています。
そもそも葉酸とは?
そもそも葉酸とは、水溶性ビタミンの一種で、赤血球の生成を助ける働きを持つ栄養素です。その他、細胞の増殖に必要なDNAの合成や細胞の分化にも関わっています。
葉酸は、海藻や豆類、レバー、緑黄色野菜などに多く含まれ、食品から摂取できるものの加熱に弱いという特徴もあり、日本人の食生活では不足しやすいといわれている栄養素のひとつです。
妊娠初期に葉酸を摂取する重要性
前述のとおり、葉酸は細胞の分裂や成熟に関与するため、妊娠初期に細胞分裂が活発な胎児にとって特に重要な栄養素です。
胎児の受胎前後から妊娠初期に葉酸が不足すると先天異常を引き起こすリスクが増加するといわれています。したがって、妊娠の1ヶ月以上前から3ヶ月まで、特に、葉酸を不足なく十分な量を摂取することが重要です。
妊娠中の葉酸摂取はサプリで補う方法も
葉酸に限らず、栄養は食事から摂取するのが基本であるものの、つわりで食事が思うようにとれないときなども含め、葉酸サプリから補う方法もあります。
厚生労働省による食事摂取基準(2025年度版)では、妊娠を計画している女性、妊娠の可能性がある女性および妊娠初期の妊婦、妊娠中期および妊娠後期、授乳中の女性に対して葉酸の推奨量(240μg/日)に更に付加量を定めています。
そのうち、妊娠の可能性がある女性、および妊娠初期の妊婦には、通常の食品以外の食品に含まれる葉酸(サプリや食品中に強化される葉酸)を 400 µg/日摂取することが勧められています。

*1 1個あたり可食部を120gと仮定。100gあたり83μg含有※2
※1 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書
※2 文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
つわりで葉酸サプリが飲めない・吐いてしまったら?
葉酸は毎日摂取することが理想ですが、つわりが酷くて葉酸サプリを飲めない、または飲んでも吐いてしまう場合は、無理をする必要はありません。
飲めそうな時間帯に飲み、もし吐いてしまっても次の日の体調が良い時間に飲むようにしましょう。無理せず続けることが大切です。
においや味がなく飲みやすい葉酸サプリを選ぶのもポイント
つわりがあるときは、においや味に敏感になって特定の食べ物が受け付けなくなることがあります。葉酸サプリは、なるべくにおいや味がないものを選びましょう。更に、粒の大きさも飲みやすさに繋がるため重要です。なるべく小粒のものを選ぶと良いでしょう。
つわりの時期の葉酸サプリは無理なく取り入れよう
葉酸の摂取とつわり症状には、科学的に証明された根拠はありません。しかし、つわり症状が出やすい妊娠初期は、葉酸の積極的な摂取が勧められている時期でもあるため、葉酸サプリなどを上手に利用するのも良いでしょう。
とはいえ、つわり症状がひどいと、葉酸サプリでさえ飲めない場合もあります。無理に飲もうとする必要はなく、比較的調子の良いときに続けてみましょう。
「エレビット」は、葉酸に加えて妊娠中の女性に必要な18種類のビタミン(ビタミンB6も含む)・ミネラルを配合している葉酸サプリです。無味・無臭、小粒でフィルムコーティングしており、つわりの時期でも負担がないように飲みやすさにもこだわっています。
香料や保存料は不使用で、更に、健康食品GMPに準拠した環境での製造や、農薬試験、アレルギー試験、放射能試験などを実施して品質管理にも努めています。
つわりの時期に葉酸サプリを取り入れるなら、ぜひ「エレビット」をお試しください。
※2025年1月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名
Last Updated : 2025/Mar/24 | CH-20250324-05