トップ >妊娠TOP >妊娠10ヶ月カレンダー > 妊娠10ヶ月
妊娠10ヶ月とは、妊娠36~39週までをさします。妊娠後期にあたり、赤ちゃんは指を吸うようになります。この時期の赤ちゃんの様子はどうなっていて、お母さんの体にはどのような変化が現れているのでしょうか。それぞれみていきましょう。
妊娠10ヶ月(36~39週)のお母さんの体の変化
10ヶ月頃のお母さんには、分娩が近いことを知らせる、おしるしと呼ばれるものが見られるようになります。胎児の頭が骨盤に固定されるので、骨盤付近に圧迫感を感じることもあります。
初乳が出るのは産後ですが、このころから乳汁が作られるようになります。また10ヶ月の終わり頃になると、胎児が下に降りて肋骨への圧迫が和らぎ、呼吸は楽になりますが、胎児の頭が膀胱を刺激するので、トイレに行きたくなる回数がより増えることがあります。
妊娠したら知っておきたいこと
妊娠してから、指折り数えて予定日が来るのを楽しみにされていることでしょう。予定日になっても生まれないこともありますが、心配する必要はありません。
予定日になっても生まれないときは?
予定日が過ぎても赤ちゃんが生まれないと、焦ったり不安に思ったりするかもしれません。でも、実際に予定日に生まれてくる赤ちゃんは、たったの5%ほどなので心配しないようにしましょう。
予定日を過ぎても、妊婦健診で特に異常がなければ、近いうちに生まれることがほとんどです。軽く体を動かすと、振動で子宮口が刺激されることがあるためウォーキングやスクワットなどを行うのも良いでしょう。
予定日を過ぎたら妊婦健診にまめに通い、お母さんの体や赤ちゃんの様子をしっかり確認してくださいね。
監修
1998年愛媛大学医学部附属病院 産婦人科准教授を経て、 2005年に愛媛県立中央病院 産婦人科主任部長。2012年より愛媛県立中央病院 総合周産期母子医療センター長、2019年より医療法人竹村医学研究会 小阪産病院院長を務めた後、小池病院勤務。
※2024年1月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名
Last Updated : 2022/Feb/15 | CH-20220201-04