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【助産師監修】妊婦用パジャマはどれにすべき?産後も見据えたパジャマの選び方

妊娠中、どんどん大きくなるおなかに合わせて、どんな服を着ようか、と悩む方も多いのではないでしょうか。
毎日着る衣服の中で、最も長時間着ているのがパジャマという方も少なくないでしょう。特に産後1ヶ月は、パジャマが大活躍します。どんなパジャマを選ぶのがいいか、詳しくみてみましょう。

着心地のいいパジャマは生活の質を上げてくれるアイテム

寝るときにパジャマを着ないという人も少なくないでしょう。しかし、妊娠中から産後にかけての期間、パジャマが大活躍します。

 

妊娠中から産後特有の悩みを軽減

つわりで体調が優れないときに、締め付けのないパジャマは気分の悪さを軽減してくれますし、授乳口つきのパジャマや前開きのパジャマは、授乳時の時間短縮になり赤ちゃんの泣き声に慌てることなく対応できます。
着心地が良いパジャマは、妊娠中から産後の生活の質を向上させてくれるでしょう。

妊娠中から産後まで使えるパジャマ選びの4つのポイント

妊娠中から産後を見据えてパジャマ選びをすることで、長く快適な着心地・寝心地を得られます。パジャマを選ぶ際に注目したいポイントをチェックしてみましょう。

ポイント1. ウエストが調整できる

妊娠初期には、つわりを経験する人が多いです。つわり中は、少しの締め付けでも辛く感じてしまうことも。そこで、ウエストサイズを調整できるマタニティ用のパジャマを準備することをおすすめします。ゴムの長さを調整できるものや、よく伸びるリブ素材のものなどがあります。

ポイント2. ゆとりのあるサイズ感

妊娠中、体型はどんどん変わっていきます。特におなか周りや下半身が、妊娠前に比べて大きくなります。そのため、おなか周りや足回りに、ゆとりのあるデザインを選ぶといいですね。

ポイント3. 心地いい素材

妊娠中の肌はとてもデリケートで、肌がかゆくなったり、ヒリヒリと感じたりすることがあります。パジャマは敏感肌にも優しい生地を選ぶとよいでしょう。例えば、二重ガーゼや、パイル、天竺、スムース、キルトニットなど、柔らかい風合いのものや、伸び感のある生地がおすすめです。季節に合わせた素材のパジャマもいいですね。
また、人は一晩に何回も寝返りをうちますので、パジャマが引っ張られても、締め付け感や寝苦しさを感じにくい素材がいいですね。購入の際は、生地を触って選んでみましょう。

ポイント4. 上着は前開きで、お尻や太ももまで隠れる丈

パジャマは、上下に分かれているものを選ぶとよいでしょう。上着の前が全開にでき、丈が長めのものを選ぶと産後まで長く着られます。
産後すぐは、会陰切開の傷の痛みが辛かったり、こまめな産後パッドの交換が必要だったりするため、パジャマのズボンをはかない場合もあります。出産準備セットに、長めの丈のパジャマを準備する必要がある病院もあります。
また、産後すぐは診察を受やすくしたり、まだ慣れない授乳を行いやすくするためにも前開きのパジャマがおすすめです。

パジャマで快適な産前産後を

パジャマを着る習慣がない人も、妊娠中から産後にかけてはパジャマの着用をおすすめします。寝不足になりがちな産前産後も、快適なパジャマを着ることで生活の質がぐっと上がることでしょう。出産セットにパジャマを指定している病院も多いので、事前にどんなパジャマが必要か、かかりつけの病院の医師もしくは助産師に確認してみましょう。

この記事は2021年10月11日時点の情報です。

監修者

加藤 奈穂さん

加藤 奈穂さん

竹林ウィメンズクリニック 助産師
甲南女子大学看護リハビリテーション学部卒業。助産師、看護師、保健士免許を所得後、助産師として明和病院に勤務。2017年より竹林ウィメンズクリニック勤務。

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Last Updated : 2022/Mar/23 | CH-20220308-24