【看護師監修】妊婦さんに合うドレスのタイプは？ブライダルインナーは必要？

結婚式や披露宴に招待されたり、妊娠中に結婚式を挙げたりと、妊婦さんがドレスを着用する場面は意外とあるものです。妊娠中は体型が大きく変化するので、ドレス選びにも気をつかうことでしょう。妊婦さんのドレスやブライダルインナーの選び方をご紹介します。

妊婦さんのドレス選びのポイント

おなかを締め付けない
妊婦さんはおなかを締め付けないようにしましょう。おなかをきつく締め付けるデザインは、呼吸や血液循環を妨げます。胎盤への血流に影響をおよぼしたり、おなかが張りやすくなったりする可能性があります。
胸を締め付けない
妊娠初期にはつわりがあり、妊娠後期には大きくなった子宮で胃が圧迫されて、特に締め付けがなくても胸がムカムカしがちです。胸の締め付けが少ないデザインにしましょう。
サイズの調整ができる
妊婦さんは体型がどんどん変化するため、実際に着るときは試着時より胸やおなかが大きくなっていることがあります。サイズ調整可能なデザインを選ぶか、ゆとりのあるサイズを選びましょう。
トイレに行くのに苦労しない
妊婦さんはトイレが近くなりがちなので、トイレのたびに着脱しづらいドレスは避けたほうがいいでしょう。

妊婦さんにおすすめのウェディングドレス

エンパイアラインドレス
胸下切り替えのドレスです。裾の広がり方が控え目で、直線的なラインが魅力的。ナチュラルでかわいらしいタイプや、袖や胸元がレースで覆われたクラシカルなタイプなど、いろいろな表情のドレスがあります。
Aラインドレス
上半身が小さく、裾に向かって「A」の字のように広がったドレスです。シンプルでエレガントな印象で、体型を選びません。ウエストが高い位置にあるため、おなかが大きくなってもある程度までは対応できます。
プリンセスラインドレス
上半身がフィットし、ウエストから裾にかけてふわっと広がるフレアなラインのドレスです。名前のとおり、プリンセスのような華やかさと愛らしさがあります。ウエストを細く絞ったデザインは避けましょう。

ブライダルインナーは妊婦専用を

一般的なブライダルインナーの目的は、ドレスに合わせた体型補正。しかし妊娠中は、おなか周りを無理に補正することはできません。体を締め付けずに大きくなったおなかや胸を支えつつ、ドレスのデザインにフィットさせる妊婦さん専用のインナーを身につけるのがおすすめです。

妊婦さんにおすすめのパーティードレス

結婚式にお呼ばれしたときなどは、胸下やウエストを絞らない、ストンとしたワンピースがおすすめです。授乳口付きのタイプは、出産後も着ることができて便利です。

お母さんにも赤ちゃんにもやさしいドレス選びを

豊富なデザインの中から、ご自身と赤ちゃんに負担のないものを選び、大切な1日のための、お気に入りの1着を探しましょう。
「少しきついけれど、このデザインが好きだから」と無理をすると、楽しいはずの1日がつらい思い出になりかねません。
妊婦さんの服装や、外出のことで不安なことがあれば、かかりつけの医師に相談しましょう。

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この記事は2021年10月11日時点の情報です。