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クラミジア・淋菌・梅毒などの性感染症の検査は、済んでいますか?

パートナーもしっかり検査を

産道感染により、赤ちゃんの新生児クラミジア結膜炎・咽頭炎・肺炎等のリスクが発生します。経産道母子感染を予防するために、妊婦ではクラミジア子宮頸管炎の検査を行います。性器クラミジアは、流産・早産の原因となることもあります。ご本人だけでなく、パートナーにも検査をお勧めします。

症状が出にくい性感染症に注意

クラミジア陽性者のうち約10%の人が淋菌感染症を合併します。そのため、症状がある場合にはクラミジアと淋菌の同時検査を行うことが望ましいとされています。

妊婦さんが淋菌に感染すると、産道感染により、赤ちゃんが新生児結膜炎を発症してしまいます。症状が出ない人も多く、約半数が無症状とされています。

また、世界中で毎年約2000万人の妊婦が梅毒に感染し、約52万人で流産・死産や先天性梅毒児が発生したと推定されています。梅毒に感染していても無症状な場合がありますので、検査を行うことをお勧めします。