子宮頸がんや乳がんの検査を含む健康診断は、済んでいますか? |
早期発見のために、妊娠前の検査が重要
子宮頸がん細胞診や乳がん検査は、全国の各自治体で補助金の助成があったり、費用の一部を負担してくれる勤め先もあります。それらを活用し積極的に受診して、妊娠前にリスクを見つけておくことをお勧めします。
妊娠中は他の臓器への転移が進む可能性がありますが、早期発見・早期治療をすれば、予後が良好なため妊娠前の検査がより重要です。
自分に合った検診を
40代の方にはマンモグラフィ検査、40代以上の方には超音波検査による検診もできます (任意型健康診断の場合)。40歳未満の方には、超音波検査または超音波・マンモグラフィ検査をあわせた検診が勧められています。
高濃度乳腺の症例や、マンモグラフィ検査の経験がない40歳未満の方には、超音波による検診が有効であると考えられています。
子宮頸部の細胞診検査を一定期間受けていない妊婦さんに対しては、妊娠の初期に検査を行います。過去1年以内に検査を受けていて、陰性だった妊婦さんは、検査を行う必要はありません。