トップ>妊活TOP>妊活中に知っておきたいこと>妊活の「悩み」に関するコラム>妊娠までのそれぞれの歩み ~妊活体験記~
年齢を乗り越えて妊娠、出産「加齢によるリスクを夫婦で理解すること」
岸田詩織さん(仮名)37歳(妊娠5ヶ月)、夫37歳、お子さん3歳が体験された妊活ストーリーです。
加齢によるリスクを知り、早めの妊活を開始
仕事が女性の健康状態と栄養摂取に関する分野なので、私自身、妊娠はトライしてすぐできるものではない、卵子はもちろん、精子も加齢とともに衰えるということをよく知っていました。30才を過ぎての結婚でしたから、子どもを望むなら、のんびりしていられないと最初から思っていたんです。
結婚前に夫とは家族設計について相談し、結婚後「夫婦2人で楽しむ時間は老後に回し、すぐに妊活を始めたほうがいいと思う」と伝えました。
でも、どうもピンときていない様子だったので、ダメ押しで、不妊治療の平均期間と平均金額、男性の年齢と生殖機能の関係、母体の年齢と子どもの疾患の関係といったデータをしっかり揃えて、見せたんです。予想通り、夫はとても驚き、加齢がどれほど妊娠に影響するかをやっと理解してくれました。自分事として、「リスク低減のために、自分ができることは全部やろう」と意識を変えてくれました。
それもあってか、妊娠するまでは...... 続きはこちらから。
妊活を繰り返した結果の妊娠「治療・育児で強まった夫婦の絆」 〜 一度は妊活を諦めた方 〜
田崎 アヤさん(仮名)41歳、夫43歳、お子さん4歳・0歳が体験された妊活ストーリーです。
どうしても子どもが欲しい夫のために治療を再開
私たち夫婦の妊活は治療とストップの繰り返しで、そのたびに夫婦関係も変化してきたように思います。
最初の妊活は私が主体でした。仕事をやめて治療に専念したのですが、思うようにいかず、そのことがお互いのプレッシャーになってしまい……。夫婦関係が悪化していったんです。だから、「いったん考え直そう」と治療をストップして仕事を再開することにしました。
私は仕事にやりがいを感じるようになり、夫からは「前の君に戻ったよ。イキイキしてるね」と。それに伴って夫婦仲もまた、回復していきました。
治療を中断して3年経ったころだったでしょうか。夫が「やはり、どうしても子供をあきらめられない」と言ってきたんです。私自身は仕事の充足感と夫婦2人の生活で満たされていました。でも、パートナーがそこまで望んでいるのなら、と治療を再開することに。
すると1回目の人工授精で妊娠。夫はとても喜び、重いものを持ってくれたり、私の体をとても気遣ってくれました。けれど...... 続きはこちらから。
ふたりの距離に負けず妊娠「遠距離での不妊治療を乗り越えて」
佐藤凛さん(仮名)42歳、夫36歳、お子さん0歳が体験された妊活ストーリーです。
積極的な相談がカギ!行政やクリニック、当事者団体にも
38歳で結婚しました。夫婦二人も楽しかったけれど、チャンスがあるなら子どもは欲しいと思っていました。ただ、年齢的に急がないとという思いもあり、自己流でタイミングを計ってしばらく様子を見た後、私から夫に「不妊治療、どう思う?」と話を切り出したんです。
とはいえ、正直言うと私の中に迷いも残っていました。子どもは自然に授かるものだと思っていたので、どこか高度不妊治療への抵抗があったんです。行政の窓口やクリニックのメール相談、当事者団体など、いろいろなところに相談して意見を聞きました。夫が「やってみよう」と言ってくれたこともあり、だんだんと治療への気持ちも固まって。私の場合、自分が納得して初診にこぎつけるまでのハードルが意外に高かったんです。
実は初診の時点で夫がいた場所はアフリカ。海外支援の仕事で2年間の海外赴任が始まっており、不妊治療は遠距離でスタートしました。期間中、帰国できるのは1度だけ。ただ、治療をするなら最初から...... 続きはこちらから。
妊娠までの体験のまとめ
妊娠に向けた妊活体験はいかがだったでしょうか。いつどのタイミングで妊娠するかはひとそれぞれで、妊娠するまでの道のりもさまざまです。もしかしたら似たような状況で妊活中の人がいるかもしれませんし、妊活していくうえで今後同じようなことが起こるかもしれません。他の方の妊活体験を、ご自身が妊活をする際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
ご自身について気になることがあればかかりつけの医師に相談しましょう。
この記事は2021年10月6日時点の情報です。
※2024年1月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名
Last Updated : 2021/Sep/30 | L.JP.MKT.CH.05.2021.2549