吐き気やめまい…妊娠初期症状にはどんなものがある？生理前の症状との違い

妊娠初期は、体がどんどん変化していき、ホルモンバランスの影響でさまざまな症状があらわれます。妊娠初期の症状としてよく知られている吐き気やめまい、疲れやすさなどのほかにどのような症状があるのか、原因とあわせて見ていきましょう。

・疲れやすい
ホルモンバランスが変化することで、疲れやすくなり倦怠感が出やすくなります。無理せずに休みながら過ごすようにしましょう。

・つわり
妊娠初期にみられる「つわり」は、臭いに敏感になる、食欲の低下、吐き気、嘔吐、頭痛、胃の不快感や痛み、胸焼けなどの症状があります。重症になると嘔吐が激しくなり、水分や食事がとれなくなって、体重が減少し、ひどくなると意識障害や肝機能障害を引き起こすなど体調を大きく崩すことがあります。つわりが辛いときは、こまめに休憩し無理せずに過ごすように注意しましょう。

・頻尿
妊娠初期は腎臓への血液量が増え、ろ過能力が高まるため頻尿になりがちです。我慢せずにトイレに行くようにしましょう。

・便秘
妊娠中の女性の悩みで多いのが便秘です。ホルモンの影響で腸の動きが鈍くなるため便秘になりがちです。水分を多く飲むようにし、食物繊維の豊富な食事をとるようにしましょう。なかなか改善しないときは、病院で医師に相談して妊婦でも服用可能な薬を処方してもらう方法もあります。

・眠気
黄体ホルモンであるプロゲステロンの影響で、日中に強い眠気を感じる妊婦さんが多くいます。できるだけ無理せずに過ごすことが大切です。

・イライラ
女性ホルモンの分泌量が増えるため、普段よりも感情的になりがちです。普段からストレスをためないように、気分転換することも大切です。