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妊娠しやすいタイミングとは?パートナーと知っておきたい排卵日
妊娠を希望する女性が、パートナーと知っておきたいことといえば、妊娠しやすいタイミングや排卵日のことでしょう。
妊娠しやすいタイミングや排卵日、タイミング法について詳しくみていきましょう。
排卵日と妊娠しやすいタイミング
妊娠しやすいタイミングとはいつなのでしょうか。これまでの研究によると、もっとも妊娠の確率が高くなるのは、排卵の1~2日前。また、排卵4日前から排卵日前日の間に1~2日おきに性行為をすると、妊娠の確率が高くなるといわれています。
また、排卵6日以前と排卵日翌日以降には、妊娠率はゼロになることもわかっています。
排卵の仕組み
排卵には、脳から卵巣へ指示を送るホルモンと、卵巣内の卵胞(卵子のもと)から出るホルモンが関わっています。これらのホルモンによって卵胞が育ち、成熟すると排卵が起こります。排卵の後、妊娠しなければ月経が来ます。
これが通常の月経周期で、25~38日の間で行われますが、月経周期に異常があるときは排卵障害の可能性があります。また、毎月出血があっても排卵していない場合もありますので、月経周期の乱れが気になる方は産婦人科を受診しましょう。
月経周期の乱れには生活習慣も大きく関係しています。まずは規則正しい生活リズム、禁煙、適正な食事と運動、睡眠、適正体重を心がけましょう。
不妊外来でも行われている「タイミング法」
不妊外来では、さまざまな検査を通して原因を探りながら治療を行います。検査の結果、異常が見つからなかった場合、医師にすすめられるのが「タイミング法」です。排卵日を予測して、性行為のタイミングを合わせる不妊治療のひとつです。
自分で排卵日を予測するのとは違い、詳しい検査を行いながら、より正確に排卵日を予測します。
たとえば、超音波検査で卵胞の大きさを確認する、尿検査や血液検査で排卵前に増えるホルモン(LH)の値を見るなどの方法で排卵日予測をしていきます。
こうした検査や治療を行う場合も、基礎体温の変化は重要な手がかりになります。
まとめ
排卵日予測をすることは、妊活中の体の変化を知るために必要なことです。妊活中は婦人体温計で基礎体温を測り、記録することを習慣にしましょう。
排卵日の1~2日前がもっとも妊娠しやすいタイミングと言われていますが、タイミングにこだわりすぎるあまりパートナーへのストレスを溜め込んでしまう、ということも起こりがちです。
生活スタイルや健康状態によって、うまくタイミングをとることができない場合は、かかりつけの産婦人科医に相談しましょう。
この記事は2021年10月6日時点の情報です。
Last Updated : 2022/Oct/6 | LMR-CH-20210907-33