葉酸が多く含まれる「ブロッコリー」が指定野菜に。

2024年2月26日

農林水産省は、令和8年度から国民の消費生活上重要な野菜とされる「指定野菜」にブロッコリーが追加される予定と発表いたしました。^※

※農林水産省：野菜価格安定対策事業（https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/attach/pdf/index-24.pdf）

指定野菜とは？

指定野菜とは、野菜のうち特に消費量の多いものを国が定めた野菜です。
天候の変化や豊作などによって、指定野菜の価格が安くなってしまった場合に、次の年も野菜を作ってくれるように指定産地の農家に安くなった分だけ補助金などを交付して支援する制度があります。
現在の指定野菜は、キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、たまねぎ、トマト、なす、にんじん、ねぎ、はくさい、ばれいしょ、ピーマン、ほうれんそう、レタスの14品目が選ばれておりますが、ここに「ブロッコリー」が追加される予定となったようです。

葉酸がたくさん含まれているブロッコリー

葉酸が含まれている野菜はいろいろなものがありますが、その中でも「ブロッコリー」は、特に多く含まれています。ブロッコリーの花の部分（花序）には、100gあたり120μgの葉酸が含まれており、妊婦さんに必要な栄養が多く含まれています。

※ 出典：文部科学省　日本食品標準成分表2023 ブロッコリー花序/つぼみ（ゆで）：120㎍

スーパーや八百屋でブロッコリーを見かけることは多いと思いますが、指定野菜となれば、安定した価格となり、より身近な野菜となりそうです。葉酸だけではなく、ビタミンCやカリウムも含まれているため、健康のためにもブロッコリーを食事に取り入れてみるのはいかがでしょうか？また、食事だけでは1日に必要な量の葉酸がとりづらいため、合わせて葉酸マルチビタミンサプリメントで補給するのもいいでしょう。