エレビット

トップ>女性の健康ニュース(妊活・妊娠)>「エレビット」、第21回世界体外受精会議 ISIVF2023にてプレコンセプションケアに関するシンポジウムを共催

女性の健康ニュース

「エレビット」、第21回世界体外受精会議 ISIVF2023にてプレコンセプションケアに関するシンポジウムを共催

2023年11月17日

バイエル薬品株式会社は、産婦人科・婦人科医師推奨No.1*のプレナタル**サプリメント「エレビット」について、2023年11月4日、大阪市北区(大阪府)にて開催された第21回世界体外受精会議 ISIVF2023にてシンポジウムを共催しました。2019年に開催された前回のスペイン大会から4年ぶりに同大会を開催、テーマを「Où Allons Nous (Where are we going?)」と掲げ、2023年11月2日〜4日の3日間にわたり一般講演や各種シンポジウムが実施されました。

*2023年2月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名
** 妊娠準備期間及び妊娠期間

【バイエル薬品共催シンポジウム概要】

開催日時:11月4日(土)10:30-12:00
座長
池田 智明 先生, MD.,Ph.D. 三重大学医学部附属病院 (日本)
Milton Leong 先生, MD, DSC (McGILL) The Women's Clinic Hong Kong (香港)

講演1
 「Why we need to teach reproductive health education(リプロダクティブ・ヘルス[性と生殖に関する健康]教育が必要な理由)」 
演者 Joyce Harper 先生, MD.,Ph.D. University College London (イギリス)

Joyce Harper 先生, MD.,Ph.D. University College London (イギリス)

生殖教育の世界的第一人者であるJoyce Harper先生は、「生殖」は妊娠に限られるものではなく、生理やプレコンセプションケア、更年期など多岐にわたるものであるため、もっと幅広い年代に対して性別に関係なく教育が行われるべきであると話しました。また、「生殖教育」の基礎となる学校教育についても、妊娠や感染症などに関連したリスク教育に重点が置かれていることついて疑問を投げかけました。

生理に関しては、男性への教育機会が不足していることや、女性においても生理周期や経血量・痛みなど正しい理解が進んでいないという点を指摘しました。さらに、特に先進国で問題となっている少子高齢化について、ライフステージ全てにおいての適切な生殖教育が必要であると述べ、そのためには世界的な生殖教育の変革が必要であり、生殖教育を正しく広めることができる人材の育成、若い人に向けた正しいSNS情報発信と活用が求められると提言しました。

講演2 
「How preconception care is ring bell for the ART?(プレコンセプションケアがどのように不妊治療の鐘を鳴らすのか)」
 演者 太田 邦明 先生, MD.,Ph.D.  東京労災病院 (日本)

太田 邦明 先生, MD.,Ph.D.  東京労災病院 (日本)

太田邦明先生は、生殖補助医療(ART)実施時の栄養介入の意義について説明しました。特に、地中海式料理、葉酸などに関しては具体的に、有用性を検討した報告をもとに紹介されました。

地中海式料理は健康的な食習慣として注目されており、ART実施時にも並行して取り入れることで生産率の向上などよい影響があるというエビデンスが示されました。葉酸については、葉酸代謝経路で関連するホモシステインがARTに悪影響を与える可能性があり、葉酸の積極的摂取によりホモシステインが低下するため、ART結果にも良い影響を及ぼす可能性があると話しました。

栄養の介入はいわゆるプレコンセプションケアとして有用であるだけではなく、ARTへの寄与、産後の健康などにも良い影響となる可能性があり、産婦人科医がもっと積極的に検討していく必要があるのではないかと提言しました。

講演3 
「Management of Gynecological Diseases as "Preconception Care"("プレコンセプションケア "としての婦人科疾患の管理)」
 演者 甲賀 かをり 先生, MD.,Ph.D. 千葉大学大学院医学研究院 (日本)

甲賀 かをり 先生, MD.,Ph.D. 千葉大学大学院医学研究院 (日本)

甲賀かをり先生は、婦人科関連疾患の管理についてプレコンセプションケアの視点で説明しました。まず、日本の時代の変化として初産年齢の高齢化と生涯における妊娠・出産回数の減少があり、現代女性では妊娠前すなわちプレコンセプション期間が長く、ケアの重要度が増していると話しました。さらに、妊娠中に増悪、妊娠合併症を起こす慢性疾患について、妊娠してから対応するのでは遅すぎると指摘。具体例として、子宮内膜症は高年齢と掛け合わさると妊娠への良くない影響がより大きいため、早期の発見・治療が望まれると話されました。

千葉大学では治験の取り組みやプレコンセプションケア外来の設置がされていることが紹介され、産婦人科医がエビデンスを構築し、より一層プレコンセプションケアへ取り組むことが提言されました。

シンポジウムでは、日本からの参加者だけではなく、イギリス、香港、インドネシア、シンガポールなど各国の医療従事者により活発な質問や意見が交換され、参加者から有意義であったと感想が寄せられました。

 

【第21回世界体外受精会議ISIVF2023概要】

開催日時:2023年11月2日(木)~11月4日(土)
会場:大阪国際会議場
https://convention.jtbcom.co.jp/isivf-jsar2023/

 

■「エレビット」の情報発信について

エレビット®ブランドサイト(https://www.elevit.jp)、ならびにX(https://twitter.com/elevit_japan)、Instagram(https://www.instagram.com/elevitjapan/)の公式アカウントにおいて、製品情報のほか、葉酸と成分、食事と栄養、妊活中・妊娠中に知っておきたいことなど、産婦人科の医師など専門家の監修に基づき、妊活中・妊娠中の皆さんの心と身体に寄り添いながら情報発信を行っています。

 

■エレビット®ブランドファミリーについて

受胎から満2歳の誕生日を迎えるまでを数えた1000日間は、子どもの「人生最初の1000日」と呼ばれ、この期間の栄養摂取が将来の健康維持にも重要であると言われています。バイエル薬品は、妊娠前から妊娠期間を通じて栄養をサポートする「エレビット® (プレナタルケア)」、「メネビット®」、「エレビット® 植物性DHA」や、産後・授乳期用に開発したサプリメント「エレビット® 産後ケア」の提供により、赤ちゃんを育む産前・産後のママの十分な栄養と子どもの健やかな発育をサポートしています。

産婦人科医推奨NO.1 エレビット

 

産婦人科医 推奨No.1のブランド

エレビットの購入はこちら

病院・クリニック・調剤薬局でもお買い求めいただけます。

お買い求めなら

オンラインショップ

お近くの取扱い病院・クリニックを探す

病院・クリニック検索

※2024年1月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名

Last Updated : 2023/Nov/27 | CH-20231117-43