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知っておきたい悪玉アミノ酸「ホモシステイン」。妊活・妊娠期にどう関係するのかを産婦人科医が徹底解説!

「妊娠前から葉酸サプリをのみましょう」と聞くことがあるかもしれません。でも、なぜ葉酸サプリを飲んだ方が良いか知っていますか?実は、そのカギとなるのが悪玉アミノ酸「ホモシステイン」。本記事では、産婦人科女性医師の十倉陽子先生、林奈央先生が、ホモシステインについてわかりやすく紹介してくださいます。

※ バイエル薬品(株)から十倉陽子先生、林奈央先生に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています。

それでは、さっそく十倉先生と林先生にお話を伺いましょう!

十倉先生

私たちは不妊治療施設で働いているのですが、クリニックに最初に来た時に「葉酸サプリは飲んでいます!」とおっしゃる患者さんは増えていますよね。

林先生

以前と比べると、クリニックに来られる前から葉酸サプリを飲んでいる方が増えているように思います。日本産婦人科学会のガイドラインでも、健康な赤ちゃんを授かるために妊娠前から、葉酸をサプリメントで摂ることを推奨されているので、良い傾向ですよね。

十倉先生

実は、危惧していることもあるんです。葉酸サプリは葉酸をただ摂るだけで良い、どんなサプリでも良いと思っている方が多いのではないかということです。

林先生

確かに、患者さんのお話をよく聞いてみると、含まれる葉酸の量や葉酸以外の成分が大丈夫かなと思うサプリメントを使ってらっしゃる方もいらっしゃいますよね。

十倉先生

未来の赤ちゃんのために摂る葉酸ですが、摂るべき理由の一つが、葉酸と他の栄養素をバランスよく摂ることでお母さんの体内の「ホモシステイン」を減らすことなんです。摂る量が足りなかったり、葉酸だけで摂ったりしていると「ホモシステイン」は効率よく減らすことができません。

林先生

「ホモシステイン」を減らすことは大事ですよね。まだあまり一般的には知られていないと思いますので、ここでみなさまにしっかりお伝えしたいと思います!

ホモシステインって何?

十倉先生

ホモシステインはアミノ酸の一種です。からだに必要なタンパク質を摂取し、使っていく過程で作られてしまうことはどうしても避けられません。アミノ酸というと一見良さそうだなと思ってしまうかもしれませんが、溜まってしまうと様々な臓器にも悪影響を与えてしまう悪玉のアミノ酸ですので、からだの中に溜めないことが重要です。

ホモシステインを溜めないようにするには?

林先生

からだのなかで作られてしまったホモシステインは、葉酸やビタミンB群の働きでメチオニンという必須アミノ酸にリサイクルされます。葉酸やビタミンB群の不足でリサイクルが滞るとホモシステインは蓄積されていってしまうので、日々バランスの良い食事やサプリメントなどで十分な量の葉酸やビタミンB群をとることをおすすめします。

妊活・妊娠中にホモシステインをからだに溜めると影響はあるの?

十倉先生

妊娠初期にお母さんのからだの中にホモシステインが多いと、神経管閉鎖障害のリスクとなるなどお腹の赤ちゃんにも影響があるといわれています。もちろん、赤ちゃんのためだけではなく、お母さん自身が健康的でいるためにホモシステインが少ない状態が良いですね。
※神経管閉鎖障害の原因はホモシステインの蓄積だけではなく多岐にわたります

葉酸は妊娠初期だけ飲めばよいと聞きましたが・・・

林先生

赤ちゃんの神経管が妊娠初期に作られるので、妊娠前から妊娠初期には神経管閉鎖障害のリスク低減のために葉酸の摂取が推奨されています。でも、ホモシステインは妊娠に関係なく日々発生し、ホモシステインの蓄積はご本人や赤ちゃんの健康に良くないものですので、ホモシステインを下げ続けることが大切です。

ホモシステインを溜めないために、葉酸やマルチビタミン類はサプリメントで摂らないといけないのですか?

十倉先生

もちろんバランスの良い食事が基本になりますが、日本の現状を踏まえると、皆さんが思っている以上に栄養素は十分にはとれていないです。特に、葉酸は日々の食事からだけでは摂りづらい栄養素で、推奨量に対する日本人女性の充足率は半分以下です。※また、妊活中妊娠初期はサプリメントなどで摂ることが厚労省や日本産婦人科学会から推奨されています。足りない栄養素をサプリメントに頼ってみても良いのではないでしょうか。
※厚生労働省: 平成30年国民健康・栄養調査

「ホモシステイン」は葉酸とビタミン群のサプリメントを摂る理由のカギなんですね!

ドクタープロフィール

十倉先生

英ウィメンズクリニック
女性医学部門長 
十倉 陽子

2005年関西医科大学医学部卒業後、東京北社会保険病院で臨床を受ける。その後、帝京大学医学部附属溝口病院 産婦人科へ入局。母子愛育会総合母子保健センター 愛育病院、帝京大学医学部附属溝口病院 産婦人科を経て、2011年より英ウィメンズクリニック勤務、2012年8月より現職。上記在職中に3回出産。

林先生

英ウィメンズクリニック
医員 
林 奈央

2006年高知大学医学部卒業。姫路赤十字病院にて初期臨床研修修了後、同院産婦人科で勤務。神戸大学医学部産科婦人科学教室へ入局し、同院勤務後、加古川西市民病院勤務。2014年10月より英ウィメンズクリニック勤務。

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エレビットには、葉酸800μgや葉酸の代謝のはたらきを助けるビタミンB6とB12をはじめ、妊活・妊娠中に必要な18種類のビタミンとミネラルがバランスよく配合されています。
ビタミンについては、厚生労働省による日本人の女性の栄養推奨量をほぼ満たしています。どのMTHFR遺伝子型の方でも、適正な葉酸濃度やホモシステイン値をキープするために、エレビットをおすすめします。

厚生労働省:「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書 妊娠初期(30~49歳)における1日の推奨量・目安量

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※2024年1月 株式会社RJCリサーチ調べ インターネット調査 調査対象:産婦人科、産科、婦人科、生殖医療関連診療科 150名

エレビットは臨床試験を実施

エレビットは、日本で初めて、ホモシステインを下げることを臨床試験で確認したプレナタルマルチビタミンミネラルサプリメントです。
この国内臨床試験結果の論文は「日本人不妊症女性におけるMTHFR 遺伝子変異による葉酸値および ホモシステイン値への影響とマルチビタミン補充の効果」は、2021年4月に国際医学雑誌「Nutrients」に掲載されています。
※プレナタル;妊娠準備期間

臨床試験について

Last Updated : 2022/Oct/31 | CH-20221024-05